ウェイトトレーニングで扱う重量を他人と比較するのは無意味です・・・。
こんにちは!株式会社肉体改造研究所 代表の竹田大介です。
男性トレーニーの方に多い印象ですが、よく「ベンチプレス何キロ挙げるんですか?」等の会話をリアルでもSNS上でも見かけます。
同じエクササイズ種目でも、1kgでも重い重量を挙げることを目的とした場合と、狙った部位を効率的に刺激することを目的とした場合では、フォームが違ってきます。
筋持久力向上、筋肥大、筋力向上といったトレーニング目標によっても扱う重量は変わります。
また、同等の筋力の人でも、腕や脚の長さが違えば重りを移動させる距離が変わるため、扱える重量は変わってきます。
当然、動かす関節の可動域によっても扱える重量は大きく変わります。
こういった情報を無視して、扱う重量を他人と比較するのは無意味です💦
そもそもウェイトトレーニングで重りを担ぐのは、トレーニング実践者の持っている能力(筋力)を向上させるために適切な負荷をかけるためなので、他人と比較するものではありません。
リフティング競技(パワーリフティング、ウェイトリフティング)は1kgでも重い重量を挙げることを目的に行なう競技なので別ですが、それ以外の目的でトレーニングを行う方は、他人との比較ではなく、過去の自分との比較で筋力の向上を確認することをおススメします!
執筆者:竹田大介
熊本県合志市出身。
ゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして、ゴールドジム東陽町スーパーセンター・イースト東京(江東区南砂)・渋谷東京の3店舗で活動中。
大学院でのトレーニング科学における学術研究で得られた科学的知見を活かし、お客様の個性や目的に合わせて目標達成を効率的に導くオーダーメイドなエクササイズプログラムを立案し、楽しくトレーニングできるようサポートさせて頂いております。
株式会社肉体改造研究所 代表取締役
日本大学大学院文学研究科教育学専攻体育学コース 博士前期課程 修了
NSCAジャパン 最優秀論文賞2018 森永最優秀事例報告賞 受賞
NSCAジャパン 最優秀指導者賞 パーソナルトレーナー・オブ・ザ・イヤー2021 受賞