ラジオNIKKEI第1「健康ネットワーク」正しい筋肉のつけ方と健康 第1話「筋肉と健康」
こんにちは!株式会社肉体改造研究所 代表の竹田大介です。
8月は、ラジオNIKKEI第1の番組「健康ネットワーク」に毎週出演し、「正しい筋肉のつけ方と健康」をテーマにお話しさせて頂いております!
8月1日(金)放送の第1回目「筋肉と健康」の内容を下記にお送りします。
ポッドキャストでお聴き頂くことも可能ですので、ぜひ下記リンクよりお聴きください!
https://www.radionikkei.jp/podcast/kenkounet/2025819.html
目次
正しい筋肉の付け方と健康の関係
ゲスト:竹田大介(パーソナルトレーナー/株式会社肉体改造研究所 代表取締役)
健康維持のために筋肉が果たす役割は、単なる「姿勢や歩行のため」だけではありません。筋肉量の増減は、代謝・血糖値・免疫・メンタルまで、全身の健康に深く関わっています。
筋肉が持つ健康効果
姿勢保持と運動機能:骨格筋が姿勢を支え、日常動作や運動を可能にする。
基礎代謝の向上:筋肉量が多いとエネルギー消費が増え、太りにくい体に。
血糖値の調整:筋肉は糖を貯蔵し、運動で消費して血糖値を安定させる。
血流促進(筋ポンプ作用):特に脚の筋肉が心臓の補助ポンプとして血液循環を助ける。
免疫力アップ:筋肉量の増加で体温が上がり、免疫機能も向上。
筋肉量が減ると起こるリスク
基礎代謝低下 → 太りやすくなり、メタボの危険増
血糖値調整不良 → 糖尿病リスク増
下半身筋力低下 → 転倒やむくみの原因
姿勢悪化 → 肩こり・腰痛
水分保持力低下 → 脱水や熱中症の危険
メンタル面の低下 → 運動不足はうつ症状の悪化要因に
サルコペニアとフレイル
サルコペニア:加齢により筋肉が萎縮・減少し、筋力や機能が低下する状態
フレイル:身体的衰えに加え、精神的・社会的機能も低下し、ストレス耐性が低くなった状態
特にコロナ禍では「コロナフレイル」により歩行不能や死亡例も増加しました。
若い世代への注意
美容目的の過度なダイエットは筋肉量を減らし、将来のサルコペニアリスクを高めます。
最近では、細さよりも「筋肉のあるメリハリ体型」を目指す女性が増えています。
健康寿命を延ばすための筋肉維持
「何kgの筋肉」という数値より、自分の力で立つ・座る・歩ける筋力を維持することが大切
筋肉は年齢に関係なく鍛えれば増やせる
有酸素運動(ウォーキング等)に加えて、スクワットなどの筋力トレーニングを組み合わせるのがおすすめ
まとめ
筋肉は健康・代謝・免疫・メンタル・水分保持など、全身の機能を支える重要な存在です。
50代・60代からでも遅くはありません。安全で効果的な筋トレを続け、日常生活に必要な筋力を維持することで、健康寿命を伸ばすことができます。
竹田大介からのメッセージ
「年齢に関係なく、筋肉は鍛えれば応えてくれます。ぜひ日常生活に筋トレを取り入れてみてください。」
番組のご聴講方法等は下記をご覧ください!
代表 竹田大介がラジオNIKKEI第1「健康ネットワーク」に出演します! | 株式会社肉体改造研究所 ニクケン

執筆者:竹田大介
熊本県合志市出身。
ゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして、ゴールドジム東陽町スーパーセンター・イースト東京(江東区南砂)・渋谷東京の3店舗で活動中。
大学院でのトレーニング科学における学術研究で得られた科学的知見を活かし、お客様の個性や目的に合わせて目標達成を効率的に導くオーダーメイドなエクササイズプログラムを立案し、楽しくトレーニングできるようサポートさせて頂いております。
株式会社肉体改造研究所 代表取締役
日本大学大学院文学研究科教育学専攻体育学コース 博士前期課程 修了
NSCAジャパン 最優秀論文賞2018 森永最優秀事例報告賞 受賞
NSCAジャパン 最優秀指導者賞 パーソナルトレーナー・オブ・ザ・イヤー2021 受賞