痩身機器ハイパーナイフvs.筋トレの王様スクワット ダイエットするならどちらが効果的か?
こんにちは!株式会社肉体改造研究所 代表の竹田大介です。
最近、某有名ビューティー系ウェブサイトの担当者さんから、10歳代~50歳代の男女別での検索キーワードランキングを頂いたのですが、女性にも男性にも多くの世代で検索されているものに「ハイパーナイフ」がありました。
ゴリラのメディカルダイエットさんによると、
ハイパーナイフについて
ハイパーナイフはエステサロンで使われている痩身機器の名称です。
本体がスティック状になっており、先端のヘッドを体の引き締めたい部分に当て、電極から特殊な高周波を流し、脂肪を温めて柔らかくします。
皮膚に密着した電極から高周波を流すことで深いところの脂肪までしっかり温めることができ、短時間で効率的な脂肪分解を促します。
ハイパーナイフのみでの痩身効果は無い
実はハイパーナイフのみでの痩身効果はありません。脂肪は柔らかくするだけでは減らすことはできません。 施術により分解されやすくなった脂肪もそのままにしておけばまた元通りに戻ってしまいます。
施術後、一時的にむくみがとれることから、即効性のある痩身方法と言われています。体重や脂肪そのものは減少しないためお気を付けください。
ハイパーナイフの活用方法
ハイパーナイフをうまく活用することで、運動による痩身効果を高めることができます。
ハイパーナイフによる施術を受けた後に有酸素運動をすることで、運動だけするよりも効率よく脂肪を減らすことができます。運動習慣のない方はウォーキングや踏み台昇降、ラジオ体操などから取り入れてみましょう。体力に自信のある方はHIITなども有効です。
とあります。
上記からすると、ダイエットに対する効果としては、筋トレに近い効果があるようです!
そこで、痩身機器 ハイパーナイフとキング・オブ・エクササイズ スクワットを痩身・ダイエット効果で比較してみましょう。
脂肪分解効果
上記によると、ハイパーナイフは脂肪分解効果があるようです。
スクワット(筋トレ)も、成長ホルモンによって体脂肪を分解する効果が期待できます。
体脂肪が分解されエネルギーとして利用されやすい状態にして、体脂肪をエネルギーとして利用する有酸素運動を行うと、効率よく体脂肪を燃焼することができます。
それ自体の痩身効果
ハイパーナイフは施術を受けているだけで自ら運動していないので”ハイパーナイフのみでの痩身効果はない」”ということになります。
スクワット(筋トレ)はそれ自体が運動なのでエネルギーを消費しています。
特にスクワットは人体で最も大きなお尻・太腿の筋肉を使うので、短時間で多くのエネルギーを使いますし、筋トレ後数日は筋肉の修復などのためにエネルギー消費量が増えます。
筋トレで使うエネルギーは主に糖質なので、筋トレ自体で体脂肪を燃やしているワケではありませんが、ダイエットではカロリー収支(摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス)をマイナスにしていく必要があるので、スクワットで多くのエネルギーを消費すればカロリー収支をマイナスに持っていきやすくなり、痩身効果に繋がります。
体質改善効果
”電極から特殊な高周波を流し、脂肪を温めて柔らかくすることで脂肪分解を促す”ハイパーナイフは施術を受けたときにしか体脂肪を分解する効果はないと思われますが、スクワット(筋トレ)は長期間継続していけば筋肉量が増え、基礎代謝が向上することでエネルギー消費量が上がるため、太りにくく痩せやすい体質に改善する効果が期待できます。
ボディメイク効果
ボディラインは骨格の上についた筋肉によって形作られています。
体脂肪が減れば痩せて細くなりますが、筋肉が少なければお尻や胸など垂れさがり老けて見られるかも知れません。
くびれたウエストやキュッと上がったヒップなど、美しいボディラインを手に入れるには、筋肉を増やす筋トレを行う以外にありません。
結論
ということで、ハイパーナイフとスクワット(筋トレ)を痩身・ダイエットの観点から比較すると、
- とにかく楽に脂肪を減らしたい
方はハイパーナイフ、
- 太りにくく痩せやすい体質に改善したい
- 美しいボディラインを手に入れたい
という方はスクワット(筋トレ)を行いましょう!
執筆者:竹田大介
熊本県合志市出身。
ゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして、ゴールドジム東陽町スーパーセンター・イースト東京(江東区南砂)・渋谷東京の3店舗で活動中。
大学院でのトレーニング科学における学術研究で得られた科学的知見を活かし、お客様の個性や目的に合わせて目標達成を効率的に導くオーダーメイドなエクササイズプログラムを立案し、楽しくトレーニングできるようサポートさせて頂いております。
株式会社肉体改造研究所 代表取締役
日本大学大学院文学研究科教育学専攻体育学コース 博士前期課程 修了
NSCAジャパン 最優秀論文賞2018 森永最優秀事例報告賞 受賞
NSCAジャパン 最優秀指導者賞 パーソナルトレーナー・オブ・ザ・イヤー2021 受賞