プロテインに対する誤解
こんにちは!株式会社肉体改造研究所 代表の竹田大介です。
プロテインはトレーニング効果を高めるために有効なサプリメントですが、トレーニング習慣のない多くの方(特に女性の方)には、「ボディビルダーが飲むもの」「飲んだらムキムキになる」「筋肉増強剤的なもの」といった誤解がまだあるようです(T_T)
そこで今回は、プロテインサプリメントについて記事を書いてみたいと思います。
プロテイン=タンパク質
「プロテイン」というと「筋肉をつけるための特別なもの」と思われがちですが、三大栄養素の一つ「タンパク質」の英語表記が「プロテイン(Protein)」になります。
タンパク質は、筋肉や内臓、肌、髪などを作るもとになる栄養素で、肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などから摂取できます。
サプリメントとしてのプロテインは、タンパク質を手軽に摂取できる栄養補助食品です。
タンパク質は運動していない一般の方でも体重1kgあたり約1gの摂取が必要で、トレーニングで筋肉を増やしたい人やダイエット中の人はその倍量を摂取する必要があります。
例えば体重50kgの女性であれば、運動をしていなくても1日に約50gのタンパク質を摂る必要があり、トレーニングやダイエットをしていれば倍の約100gのタンパク質を摂る必要が出てきます。
高タンパクな鶏のササミや豚・牛のヒレでも肉100gあたり約20g程度のタンパク質しか含まれていませんので、タンパク質を100g摂るにはササミやヒレを1日に500g食べなければなりません。
※タンパク質の必要量や日本の食卓に並ぶタンパク質食材100g中に含まれるタンパク質量について、もう少し詳しく見たい方はこちらへ!
小食な方にはかなりつらい量になりますし、これだけのタンパク質を摂っていれば脂質の摂取量も多くなりがちです。そこで、脂質・糖質が少なくタンパク質だけを効率的に摂取できるプロテインサプリメントを利用すれば、余分な脂肪をつけずに無理なく1日に必要なタンパク質を摂取することが可能です。
トレーニング効果を最大限に高める摂取タイミング
筋力トレーニングを行っている方は、トレーニング直後(1時間以内)にタンパク質を摂取することで、筋肉の修復に利用されトレーニング効果を高める効果が期待できます。
しかし、トレーニング直後にタンパク質中心の食事が毎回摂れるとは限りません。
また食事で摂ったタンパク質は体内でアミノ酸に分解する時間がかかります。
そこで、ホエイプロテインなどの吸収の早いプロテインサプリメントや、既にアミノ酸の状態になっているアミノ酸サプリメントを利用すれば、「筋タンパク質合成のゴールデンタイム」と言われるタイミングに合わせて摂取することができます。
トレーニングした日は睡眠前のタンパク質摂取も重要
トレーニングを行った日は、睡眠時にも筋肉の合成に必要なタンパク質を摂取しておくことで、筋肉の修復に利用されトレーニング効果を高めてくれます。
この場合は、ゆっくりと吸収されるカゼインプロテインの利用がおススメです。
弊社でも高品質なプロテインサプリメントを取り扱っております。
ご自宅に直送も可能ですので、ぜひご利用ください!
執筆者:竹田大介
熊本県合志市出身。
ゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして、ゴールドジム東陽町スーパーセンター・イースト東京(江東区南砂)・渋谷東京の3店舗で活動中。
大学院でのトレーニング科学における学術研究で得られた科学的知見を活かし、お客様の個性や目的に合わせて目標達成を効率的に導くオーダーメイドなエクササイズプログラムを立案し、楽しくトレーニングできるようサポートさせて頂いております。
株式会社肉体改造研究所 代表取締役
日本大学大学院文学研究科教育学専攻体育学コース 博士前期課程 修了
NSCAジャパン 最優秀論文賞2018 森永最優秀事例報告賞 受賞
NSCAジャパン 最優秀指導者賞 パーソナルトレーナー・オブ・ザ・イヤー2021 受賞