ダイエットを成功させるための「糖質」の摂り方/先見経済連載最終回
こんにちは!株式会社肉体改造研究所 代表の竹田大介です。
本日は、こちらへの掲載が遅くなりましたが、経営者向けのビジネス誌「先見経済」3月号の記事を発行元の清話会様にご了承頂き、弊社ブログに転載致します。
先見経済への連載はこちらで最終回となります。
先見経済3月号「ダイエットを成功させるための「糖質」の摂り方」
メタボリック改造研究所 最終回!
1月号ではタンパク質の摂り方、2月号では脂質の摂り方を書きました。今月号では、ダイエット中の糖質の摂り方をご紹介したいと思います。
ダイエットではカロリー収支をマイナスにする必要があり、そのためには運動で消費カロリーを増やし、食事を見直すことで摂取カロリーを減らす必要があります。
三大栄養素のうちの糖質と脂質は生命維持や活動のためのエネルギー源となりますが、必要以上に摂りすぎれば当然太るため、ダイエットにはこの糖質と脂質を制限することも重要です。
しかし、どちらとも健康的に生きていくために必要な栄養素なので、制限のしすぎも問題です。
糖質の役割
では、今回のテーマ「糖質」は、どのような役割を担っているのでしょうか?
まず「糖質」とは、食品でいうとご飯・パン・麺類などの主食や、フルーツ・甘いお菓子などのおやつに含まれています。「糖質」とは「炭水化物」からエネルギーを持たない「食物繊維」を除いたものですが、糖質は血液に乗って全身に運ばれエネルギーとして利用されたり、筋肉や脳のエネルギーとして利用されるため非常に重要な栄養素です。
日常生活や運動では、運動強度が高くなるにつれ脂質より糖質が使用される割合が高まってきます。
特に筋肉量を増やそうと筋トレに励んでいる方にとっては、筋トレで使用する主なエネルギー基質が糖質となることから、糖質が不足すると筋肉そのものが分解されてエネルギーとして利用されてしまいますので、筋肉を減らさないためにも適切な量の糖質摂取は重要です。
ダイエット中でも、運動の前後の食事では糖質を含んだ食事を摂りましょう。
ですが、必要以上に摂った糖質は体脂肪として身体に蓄えられるため、ダイエットしたい方は糖質の摂りすぎに注意する必要があります。糖質と一緒に摂りたい栄養素
糖質だけを摂っても体の中でうまく代謝が行われないので、糖質代謝に必要なビタミンB1を含む食材を一緒に食べるようにしましょう!
ビタミンB1を多く含む食材としては、豚肉やうなぎ、たらこなどがあります。
また、糖質の消化は主に十二指腸・小腸で行われますが、腸が汚れているとせっかく摂った栄養素が吸収されづらくなりますので、腸を掃除してくれる食物繊維も日ごろから意識して摂ることが大切です。
多くの日本人のみなさんの主食は白米だと思いますが、白米を精製する前の玄米の状態ですと、このビタミンB1と食物繊維が白米より格段に多く含まれていますので、健康のためにもダイエットにもできれば主食は玄米がおススメです!
白米・玄米100g当たりのビタミンB1・食物繊維含有量比較
白米・・・ビタミンB1 0.08mg 食物繊維(不溶性) 0.5g
玄米・・・ビタミンB1 0.41mg 食物繊維(不溶性) 3.0g 食物繊維(水溶性) 0.7g参考文献
日本肥満予防健康協会.肥満予防健康管理士講座 テキスト1.2015.
日本肥満予防健康協会.肥満予防健康管理士講座 テキスト3.2015.
日本肥満予防健康協会.JOPHダイエットアドバイザー資格講座 テキスト.2013.おまかせください!パーソナルトレーニング&個別栄養指導
健康的なダイエットを成功させメタボリックシンドロームを予防・改善するには「運動」「栄養」双方からのアプローチが必要です。
弊社では、基礎代謝を上げるために効率よく筋肉を増やすための「パーソナルトレーニング」、健康的なダイエットを成功させるための管理栄養士による「個別栄養指導」のサービスを行っております。
メタボリックシンドローム予防・改善は株式会社肉体改造研究所にお任せください!
ゴールドジム(渋谷東京、イースト東京(江東区南砂町)、東陽町スーパーセンター)
代表:竹田大介
ご自宅への出張指導(東京23区、千葉県松戸市近郊)
所属トレーナー:高木剛志
インフィニティ24Hフィットネスジム(上野駅前)
所属トレーナー:木村里穂子
管理栄養士による個別栄養指導
所属管理栄養士:大島久美
《先見経済連載記事》
2018年4月号「いつまでも元気でいるための食事学」
2018年5月号「強い足腰を手に入れる下半身エクササイズ」
2018年6月号「加齢により衰える筋肉、残る筋肉」
2018年7月号「高齢者でも筋肉は増えるのか?」
2018年8月号「高齢者はどの程度の負荷で筋トレすべきか?」
2018年9月号「高齢者はどの程度の頻度で筋トレすべきか?」
2018年10月号「高齢者のための寝たきり予防エクササイズ」
2018年11月号「メタボリックシンドロームの恐怖」
2018年12月号「基礎代謝向上!痩せ体質を手に入れるための筋肉トレーニング」
2019年1月号「筋肉をつけるためにはどのくらいの「タンパク質」を摂ればいいか?」
2019年2月号「健康的で若々しいダイエットを成功させるための「脂質」の摂り方」
2019年3月号「ダイエットを成功させるための「糖質」の摂り方」
執筆者:竹田大介
熊本県合志市出身。
ゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして、ゴールドジム東陽町スーパーセンター・イースト東京(江東区南砂)・渋谷東京の3店舗で活動中。
大学院でのトレーニング科学における学術研究で得られた科学的知見を活かし、お客様の個性や目的に合わせて目標達成を効率的に導くオーダーメイドなエクササイズプログラムを立案し、楽しくトレーニングできるようサポートさせて頂いております。
株式会社肉体改造研究所 代表取締役
日本大学大学院文学研究科教育学専攻体育学コース 博士前期課程 修了
NSCAジャパン 最優秀論文賞2018 森永最優秀事例報告賞 受賞
NSCAジャパン 最優秀指導者賞 パーソナルトレーナー・オブ・ザ・イヤー2021 受賞