太りにくく痩せやすい身体を手に入れるには?
こんにちは!株式会社肉体改造研究所 代表の竹田大介です。
今日は、先日投稿した「人間は、なぜ太るのか?肥満のメカニズム」の続編を投稿致します。
上記記事の最後に「健康的なダイエットを成功させるには、基礎代謝を上げることで日々の消費エネルギーを増やし、食事の量とともに食事のバランスを見直し、代謝のよくなる食べ方を身に付ける必要があります。」と書きましたが、今日はその「基礎代謝を上げる」について書いてみたいと思います。
日々の消費エネルギーが増えればカロリー収支をマイナスに持っていきやすくなるためダイエットにはよさそうですが、人間は1日のどんな活動でエネルギーを消費しているのでしょうか?
下記にその答えをグラフで表してみました。
消費エネルギーは「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘発性熱産生」に分かれます。
最も多くエネルギーを消費するのが「基礎代謝」で、1日の消費エネルギーの60%~70%を占めています。基礎代謝はなにもしなくても呼吸や心臓の動き、体温維持などの生命活動に使われるエネルギーです。
次に多くエネルギーを消費するのは「生活活動代謝」で、1日の消費エネルギーの20~30%を占めています。生活活動代謝は日常の生活活動や運動で消費するエネルギーです。
「食事誘発性熱産生」は1日の消費エネルギーの10%程度で、食事によって体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されるエネルギーです。
上記の内訳から、最もエネルギー消費量の多い「基礎代謝」を上げることがダイエットには効率的なことが分かりますね!
では、次回はその「基礎代謝」は体のどの部分がたくさんエネルギーを消費しているのかを詳しく見ていきたいと思います
※参考資料:「肥満予防健康管理士講座 テキスト1.肥満とは」日本肥満予防健康協会
《健康的なダイエット方法シリーズ》
- 人間は、なぜ太るのか?肥満のメカニズム
- 太りにくく痩せやすい身体を手に入れるには?
- 基礎代謝を上げるには?
- 自宅でできる!痩せ体質を作るための筋肉トレーニング
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- 太らない糖質の摂り方!
執筆者:竹田大介
熊本県合志市出身。
ゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして、ゴールドジム東陽町スーパーセンター・イースト東京(江東区南砂)・渋谷東京の3店舗で活動中。
大学院でのトレーニング科学における学術研究で得られた科学的知見を活かし、お客様の個性や目的に合わせて目標達成を効率的に導くオーダーメイドなエクササイズプログラムを立案し、楽しくトレーニングできるようサポートさせて頂いております。
株式会社肉体改造研究所 代表取締役
日本大学大学院文学研究科教育学専攻体育学コース 博士前期課程 修了
NSCAジャパン 最優秀論文賞2018 森永最優秀事例報告賞 受賞
NSCAジャパン 最優秀指導者賞 パーソナルトレーナー・オブ・ザ・イヤー2021 受賞